***カレキトツキトオレノハナシ***


気付くとオレはオレが知らなくて知っている場所にいた。
初めて見る光景だが、何気に知っている感覚もある。
そして一つ。その風景に合わない不思議なカレキがあった。
もう何百年生きたか分からない。
自分でも分かれない。
カレキはそれを物語っていた。その姿で。
地に張り巡らされた根。青々としていた葉。
それらは全て今のカレキには無いものだった。
オレと同じだった。
今のオレには何もない。
唯一の友達。
香葉以外にも沢山いるが香葉が消えた後には
彼ラより先にオレの番だろう。

いやだ。

いやだ。いやだ。

そんなのいやだ。

オレの能力なんかじゃ今の人間にはかなわない。
奴ラは地球を捨て、発見してはイケないものまで発見した。


どんなに強いドラゴンも。
不思議な力がある麒麟や竜などでも。

今の人間には決してかなわないのだ。

信じてもらえなくても良いけれど、
奴らはオレラの存在を否定するようにまでなりやがった。

その否定は月が経つにつれ、つのり、
何故かオレラの寿命を削るようになった。



弾みにのって出来た存在。
誰も知らないような存在。
ソレラは力のある存在の生贄だ。

何故?

何故オレラが?


ふざけんな。


絶対に。

絶対に。


そう思っていたのはオレだけじゃあなかった。



もちろん香葉も。


その思いは、ツキと共鳴していた。


その日からこの俺達の運命が変わることになった。



****解説****
あー。
なんかだるー。

・・・・とうとうカレキが出てきました!やったね。
初登場なのに出番が少ない・・・・

カレキとツキはこの世の生き物(じゃないのも含めて。)
の考えと共鳴して願いを叶える。って感じですかね〜
まあ人間の願いを叶える麒麟みたいな存在ですかね?

ちょっと自分で見て、笑いそうな点があったので、修正しま
した。